大学職員最高だもんで!
こんにちは!
大学職員のテル(@daisyoku_teru )です!
グループディスカッション・・・
通称「GD」!
就活生・転職活動者にとっては
相手にしたくない強敵の一人でしょう笑
お題もその場で発表されるパターンが多く、
メンバーも未知数なので
ある種、運ゲー要素も含んでいます・・・
しかし!しかし!
ある程度、対策ができていれば通過率は大幅に改善します(^^)
テルも新卒時代は数多のGDを受け、
前半は落ちることもチラホラありましたが
後半はほぼ無敗の強さを発揮しました笑
今回は大学職員のGDに焦点を当てながら
GDの概要について解説していきます!
僕の経験を元にしておりますが
この内容で国立・私立ともに内定までいただいていますので
少しでも参考になれば嬉しいです(^^)
それでは早速行ってみましょう!
大学職員採用のグループディスカッションについてはこちらもご参照ください!
転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?
【結論】自分の役割を全うすれば受かる!
GDでは
自分の役割を理解し、それを全力でこなせば大抵は受かります!
ここで言う役割というのは
- 司会
- タイムキーパー
- 書記
…などの目に見える役割はもちろんですが、
メンバーの性格や能力を判断して
「あ、ここのリードは自分がしないといけないな」
と空気を読んでそれを実践する目に見えない役割もあります!
なにそれ!難しいわ!
と思うかもしれませんが、
司会者などの能力不足を感じたら
それとなくフォローしてあげれば良いのです!
議論のゴールに向かう上での
足りないポイントを自分が補う意識で行動すればOKです(^^)
攻略の前にGDの全貌を理解することが大切ですので
まずは概要を見ていきましょう!
GD(大学職員採用)の概要
まずザックリ言うと大学職員のGDは
民間企業のものと大きくは変わりません!
4-8人程度で実施されることが多く、
その内の通過は0-2名程度が多い印象です!
議論時間は大学によりけりですが
30-60分程度です!
同じ日に
集団面接→GD(逆もあり)
というセットで行うパターンもあります!
この場合は両方を加味した評価になります!
出題テーマ
テーマは当然ですが
大学関連のものが多いです!
民間企業では業種に全く関係ないテーマも出ますが
ここは少し違う点かもしれません。
例えば
- 今後、大学が生き残っていくためには何が必要か?
- 卒業生との繋がりを強化する必要はあるのか?
- 社会と関わっていくために何をしていくのか?
- 受験生が減る中での施策は何をするべきなのか?
- 大学職員として求める資質は何なのか?
など現在の大学が置かれている課題をそのまま出されることが多いです!
少子化によって入学者確保が難しくなる中、
「どういった考えを持っているのか?」
「課題をどのように解決していくのか?」
というのは採用側にとっては大きな評価ポイントです(^^)
普段の業務をしている中で、
大学職員が常に考えを巡らせていることなので厳しい目で見られます!
…もちろんそんなことを考えていない人も多いですが…笑
その場で慌てないためにも
事前学習をしておくことは非常に有用です!
その大学の職員に話を聞くのがベストですが
手っ取り早く情報を集めたい方や、
業界全体を勉強したい方は以下書籍がおすすめです(^^)
見られる能力
GDで見られる能力は主に以下です(^^)
①協調性
より良い結論を導き出せるようメンバーと協力できているか!
協調性は大学職員(というか社会人)として働く上で、
必須能力と言っても過言ではないでしょう笑
大学職員に限らず仕事は一人ではできないものが多いです!
多くの人と関わって、良好な人間関係を築くことは
仕事をする上で必ず抑えておきたい力です。
しかし、そこまで難しいことではなく
普段から相手の気持ちを尊重し、
丁寧に仕事をすれば信頼関係は後から付いてきます!
自分中心の独りよがりにならなければOKですので
GDもその意識で臨みましょう(^^)
具体的にGDでは
- 相手の意見を尊重し、否定しない。
- 明らかに的外れな意見が出ても一部肯定しつつ、やんわりと考え直してもらう。
- 自分の意見を押し付けない、柔軟に変更する。
といったことができればOKです(^^)
②主体性
積極的に発言・議論参加ができているか!
少し前の大学は決まった仕事を決まったやり方でやる
ルーティーンワークが基本でしたが、
最近は新規の業務が舞い込んで来ることも多々あります。
少子化の影響もあり、どこの大学も
改革意識の高い、積極性がある職員を
求めている傾向があります!
積極性は大きな武器ですのでしっかりアピールしていきましょう(^^)
具体的にGDでは
- 議論の始めや、行き詰まったときに最初に発言し議論を進める。
- 他の意見に同調するだけでなく自分独自の意見を言う。
- 人の発言に対しても率先してリアクションする。
といったことができればOKです(^^)
③論理的思考力
情報を体系的に整理し、理路整然と話せているか!
社会人大好きロジカルシンキングです笑
筋道を立てて課題の解決ができる、
順序立てて物事を説明できる、
など仕事の質に大きく関わる大切な能力です(^^)
社会人の研修でも人気(?)ですよね!
GDでも
「思いつきでなく、しっかり根拠・理由を考えて議論ができているか」
はよく見られます。
口数が多ければ良いというものではないですね笑
的外れな発言を連発すると議論が止まりますし、
士気も下がるので評価ダウンになりかねません!
説得力を持たせるために筋道を立てることは
社会人の基本なので発言には根拠を持って堂々と話しましよう!
具体的にGDでは
- 結論を出すために議論内容・順序を考え、組み立てる。(特に司会)
- 結論→根拠の流れで発言する。(発表時も。)
- 意見を変える際はその理由を明言する。
といったことができればOKです(^^)
④コミュニケーション力
自分の意見を分かりやすく伝え、相手の意見を傾聴できているか!
コミュ力と言っても
飲み会などで見られる
「ウェーイwww」
では決してないです笑
自分の意見を伝え、相手の意見を聞き、
意思疎通を図ることがコミュニケーションです!
事務処理能力が高い人でも
コミュニケーション力が低ければ
一人でできることに限界が来て
仕事ができる社会人とは言えません!
組織に属する以上、他人との関わりは絶対発生しますので
コミュニケーション力も評価に大きく影響します!
良い議論をするためには必須の能力ですからね(^^)
具体的にGDでは
- 自分の意見を端的に分かりやすく伝える。(論理的思考力にも関わる。)
- 相手の意見をきちんと聞き、理解し、相槌や同意するコメントを言う。
- 明るい表情・声色でメンバーが話しやすい空気を作る。
といったことができればOKです(^^)
GDの流れ
GDの流れは簡単に以下の通りです(^^)
- お題発表・自己紹介
- 役割決定
- 方向性とタイムスケジュールの確認
- 意見出し・議論
- まとめ・発表準備
- 発表
- 反省
簡単に見ていきましょう!
お題発表・自己紹介
お題は当日その場で発表されることがほとんどです!
自己紹介タイムは時間の関係で省略されることもあります!
その場合はネームプレートや番号で呼ばれたりもします!
お題については前述しましたが
大学関連のものが多いです!
例えば
- 今後、大学が生き残っていくためには何が必要か?
- 卒業生との繋がりを強化する必要はあるのか?
- 社会と関わっていくために何をしていくのか?
- 受験生が減る中での施策は何をするべきなのか?
- 大学職員として求める資質は何なのか?
などなど。
蓋を開けるまで何が出るか分からないですが、
事前に大学業界の動向は調べておいて
想定されるお題の自分なりの回答は持っておきましょう!
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もし予想通りのお題が来ても自分の回答を
押し付けないように注意です!
役割決定
事前に
「役割は◯◯、△△、××ですので議論前に役割を決めてください」
と指示される場合もありますし、
逆に特に指示がなくスタートする場合があります。
いずれにせよ、必要と考えられる役割は事前に決めておきましょう!
主な役割としては
- 司会
- タイムキーパー
- 書記
- 発表者
- 役割なし
となります!
ここは民間企業と同じですね(^^)
発表はなしの場合もありますね!
ここで率先して役割に手を挙げられると印象に残りやすいです!
もし立候補が複数いた場合は平和的解決をしましょう!笑
相手が引けば、受ける。
引かなそうなら譲る。
あまり意地になって
「自分がどうしてもやる」となると
=協調性がない!
と取られかねないので要注意です!
各役割のポイントについては次回の記事で詳しく紹介します(^^)
方向性とタイムスケジュールの確認
役割が決まったら
- 何をどういう順番で議論するのか。
- それぞれどれくらいの時間配分で行うのか。
についてメンバー間で意識合わせをしましょう!
新卒の人が多いと
これをせずにいきなり議論に入るパターンが多いです笑
その場合は、
- 意見が発散してまとまらない…
- 何を話すべきか方向性が分からなくなる…
- 時間内に結論が出せない…
というように苦戦する可能性が高く、
全員不合格という最悪の自体になりかねません…
逆にいきなり議論の流れになったら
それを一度止めて、
「議論の前に方向性とタイムスケジュールを確認しませんか?」
と指摘できるポイントアップのチャンスと考えましょう!
意見出し・議論
司会の進行に従い、意見出し・議論を行います!
いよいよスタートですね(^^)
意見の質はもちろんですが
話す人が偏らないようにメンバー全員に議論参加してもらうことが重要です!
同じ人ばかり話して良い結論が出ても
「協調性がない」
と判断されてしまう可能性があるのでここは徹底しましょう!
自分が詳しいお題が出ても、
あまり前に出すぎず、要所要所で核心をつく発言をすると
印象に残りやすいです(^^)
各メンバーの意見と理由を肯定的に聞きながら
最終的には最も良い案に絞ります!
このときもあくまでグループとしての結論ですので
全員から合意を取った上で結論を出すようにしましょう!
まとめ・発表準備
発表がある場合は、
発表できるように内容をまとめます!
できれば発表時間におさまるかどうか
リハーサルができれば望ましいです(^^)
基本的な発表の型としては以下がおすすめです!
- 結論
- 根拠・理由
- 具体的方法や詳細説明(時間と相談)
- 再度結論
この型にはめていくと準備がスムーズですし、
聞いている方も理解しやすい発表になります!
最も大切なのが結論を最初に伝える
「結論ファースト」です!
緊張していると意外と忘れがちなので注意です(笑)
最初に結論を話して根拠を提示していく流れは
社会人で良くつかう手法の一つなので
それを理解していることをしっかりアピールしましょう!
発表
発表は、事前に準備したように以下で行いましょう!
- 結論
- 根拠・理由
- 具体的方法や詳細説明(時間と相談)
- 再度結論
とにかく「結論ファースト」です!(笑)
発表はプレゼンテーション力を問われますが、
内容がしっかり伝わればプレゼンがそこそこでも十分受かる印象です!
(もちろんプレゼン上手に越したことはないですが・・・(^^))
簡単に発表中のポイントとしては
- 採用側の目を見ながら話す!複数いる場合はまんべんなく見る!
- ゆっくりと抑揚をつけて話す!ポイント部分は声を大きく!
- 体を揺らしてたり、無駄な動きをしない!
- 時間配分に気をつけて詳細説明する部分は取捨選択!
といったところです!
発表が絶望的に苦手…という人以外は
積極的に発表者になってOKだと思います(^^)
反省
レアケースですが、
議論・発表終了後に感想+反省点を求められるケースがあります!
ここでも他人を否定するような反省が絶対NGです!(笑)
大体以下のパターンくらいは事前に持っておくと
咄嗟にでも言えるのでおすすめです!
- 時間配分が甘かった。
- 言葉の定義が曖昧だった。
- ◯◯の話になった時点で議論の方向性を修正すべきだった。
その場に応じて的確にまとめれると良いです!
転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?
【まとめ】民間企業のGDとほぼ一緒!
今回は大学職員の採用試験のグループディスカッション概要について紹介しました(^^)
民間企業がやってるGDとほぼ一緒ですね!(笑)
しかしGDのお題については
大学独自のものが出てくる可能性が高いので
事前学習をしておくことは非常に有用です!
その大学の職員に話を聞くのがベストですが
手っ取り早く情報を集めたい方や、
業界全体を勉強したい方は以下書籍がおすすめです(^^)
GDは苦手意識を持っておる人も多いと思いますが
全貌をつかんでポイントを押さえればそれほど難しくありません!
今回の記事で全貌は分かったと思いますので
次回はポイントを解説していきます(^^)
GDは大学職員になる一つの山場ですのでしっかり対策していきましょう!
大学職員の仕事・待遇も知りたいという方は
こちらにまとめていますので
ぜひチェックしてみてください!
大学職員の実態
大学職員に就職・転職したい方はこちらもご参照ください!
少しでも参考になれば嬉しいです(^^)
それでは今日も良い一日を!
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